どうも、元調理器具販売マンのムスイです。
このページはルクルーゼ・ストウブ・シャスール・バーミキュラ・レインボークッカー・インコア・ロイヤルクイーン・ビタクラフト・フィスラー・ホットクック・大同電鍋などの多層鍋といわれる調理器具をお持ちの方に、超絶簡単激ウマレシピを紹介していくサイトです。
通常の鍋でこの作り方をしても失敗するのであしからず。
丸ごとこんがり骨付きフライドチキン
材料
鶏の手羽元 5本【200円】
■下味
しょうゆ 大1
にんにくすりおろし 1片
しょうがすりおろし 1片
作り方
- 手羽元に「下味」の材料を混ぜておき、袋に入れて10分以上寝かせます。
- 揚げ物の油を用意します。無水調理のできる鍋であればものすごく少量の油で大丈夫です。写真は5mmぐらいです。
- 片栗粉をつけて温度が180°ぐらいになれば揚げていきます。薄衣がおいしいので、入れる直前に、はたいて余分な片栗粉は落としてしまいます。
- 全部投入できたら、なんとここでふたをしめます。ふたをしめることによって引圧がかかり、圧力鍋で揚げるように強力に火が通ることになります。※通常の鍋で揚げ物の際にふたをしめるとかなり危険なのでやめてください。
- これも蒸気があがったら、ふたをあけて、どんどん裏返していきましょう。う~ん、良い色ですね。
- 裏返せたら今度はふたをしません。理由はふたをすると蒸気が対流するので、せっかくカラッと揚がっている面がふやけてくるからです。
- お箸で手羽元をもってみて、お箸ごしに振動を感じることができたらそれでちゃんと揚がっています。完成!
ワンポイントアドバイス
ふたをあける時は垂直にあけてください。少しでも傾けるとふたの裏についている水滴が油に入り、大変危険です。
評価
おいしさ :★★★★★
ヘルシーさ:★★★☆☆
はやさ :★★★☆☆
かんたんさ:★★★☆☆
せつやく度:★★★☆☆
少しきたないかもしれませんが、かじった状態の手羽元です。赤みがなくしっかり火が通っています。
まとめ
手羽元はよくスーパーで見かけますが、使いみちがあまりない食材の一つです。基本的には火が通りにくいので、煮物などに入れるような料理が多いです。
ちなみにケンタッキーフライドチキンでは圧力鍋で揚げているそうです。それぐらいこの骨付き肉というのは火の調整が難しい。普通の揚げ物鍋でやると
- 中まで火が通らなくて赤い
- 揚げすぎで肉汁が全部でてしまってあまりおいしくない
この二択になってしまうことでしょう。揚げている時間はけっこうかかりますが、子どもをはじめ、大人にも大人気!の一品です。持ち手にアルミホイルを巻けばパーティメニューにもぴったり!是非一度お試しください。